顧客事例

モロッコの行政サービスへの強固で安全なリモートアクセスを確保

背景

2019年の「アフリカ・テック・チャンピョン(African champions of Tech)」の1つに認定されたモロッコ王国は、その最先端デジタル技術で知られています。

国王モハメッド6世の勅令では、公共サービスの効率化と市民全体の満足度向上の必要性が強調されました。

これまでモロッコ国民が行政サービスや社会的便益を利用するには、国の機関を訪れ、行政職員とやり取りをしなければなりませんでした。

ミッション

iDAKTOは、デジタル開発庁(Digital Development Agency)と警察庁(DGSN:Direction Générale de la Sûreté Nationale)が立ち上げた大規模なプログラムを通じて、モロッコのデジタルIDプラットフォームを提供するために、IDEMIAと提携しました。iDAKTOが設計した専用スマートフォンアプリ(Mon identité numérique)は、2022年4月に開始され、1,000万枚以上の新しいeIDカードが発行されました。このソリューションは、非接触型国民IDカードに基づく強固で安全な認証と識別を提供します。さらに、iDAKTOはユーザーが自分のIDと特定の機能を管理できる市民ポータルも提供しています(www.identitenumerique.ma)。

 

成果

iDAKTOは、高レベルの保証と最大限の包括性を提供する、最先端のデジタルIDソリューションを実現しました。新しいeIDカードとデジタルプラットフォームにより、モロッコ国民は政府・民間のeサービスに、これまで以上に使いやすく安全にアクセスできるようになりました。

– 最高のユーザーエクスペリエンス:アプリ内のステップ・バイ・ステップのチュートリアルで簡単に使い始めることができ「FAQ」セクションが充実しており、ユーザーからのよくある質問に対応しています

– 30の優れたサービス (さらに増加中) :導入が促進されています(警察記録の取得、国家試験への登録など.)

– 最大限の包括性を実現:スマートカード、生体認証、パスワード、ワンタイムパスワードなど、あらゆる認証要素を活用。

「このデジタルIDは、法律04-20に従い、電子IDカードとPINや顔認証を含む様々な認証要素を使用して、オンラインサービスの安全な認証を可能にします。」

Ismail Kdidar

(イスマイル・クディダール)

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